2023年のシーズンも近づいてきており、各チームの主力選手の仕上がりも気になるところです。
すでにMLB公式サイトでは早くも今シーズンの「各チームのホームラン・リーダーは!」という見出しで、ホームラン王について予想しています。
そこで今回は、2023年のMLB本塁打王を予想していきます。
また、大谷翔平選手を始め、日本人メジャーリーガーの本塁打王の可能性についても解説していきます!
皆様も一緒にどの選手が本塁打王になりそうか、予想してくださいね!
アメリカン・リーグの本塁打王候補選手は!?
まずは、大谷と同じアメリカン・リーグの本塁打王有力選手を3名ご紹介します。
1人目は、やはりこの選手!
ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手です。
ジャッジと言えば、2022年にマリス(ヤンキース)のア・リーグ本塁打記録を61年ぶりに更新する62本塁打を放ちました!
また、打率もリーグ2位の3割1分1厘、同1位の131打点と活躍し、チームを地区優勝に導いています。
2022年オフにはヤンキースと新たに9年契約、年俸総額は史上3番目となる3億6000万ドル(約504億円)と破格の契約を結んでいます。
ジャッジは今季からキャプテンに就任。
「C」マークを胸に責任感が増した今シーズンは、2年連続本塁打王に一番近い選手と言えるでしょう!
2人目の本塁打王候補は、トロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.選手です!
ゲレーロjr.はご存じの通り、殿堂入りを果たした父ブラディミール・ゲレーロの子供です。
2019年メジャーデビュー年には、史上最年少でオールスターゲームのホームランダービーに選出され、史上最多の91発を放って優勝しました。
また、2021年には48本で本塁打王を獲得。
2023年の年俸は、年俸調停を有する選手では最高額となる単年約1450万ドルで合意しています。
メジャー通算16年で449本塁打を放った父シニアの足跡を着実にたどっているゲレーロjr.は、今年も本塁打量産が期待されます!
最後の3人目は、ヒューストン・アストロズのヨルダン・アルバレス選手です!
大谷と同じDHとして打撃成績を競ってきたアルバレスは、2019年6月にデビュー。
メジャー初年度は87試合出場で打率3割1分3厘、27本塁打、78打点の好成績をマークして、新人王に輝きました。
また、4年目の2022年には135試合に出場して打率.306、37本塁打、97打点と好成績を残しています。
アストロズのアレックス・シントロン打撃コーチもアルバレスについて、
「私は彼(アルバレス)をデビッド・オルティス(元レッドソックス)やカルロス・デルガド(元ブルージェイズ)といった打者になぞらえる。私が見た中で最高の1人だ」
と、アルバレスの高い能力を評価しています。
メジャー昇格から安定した成績を残し続けているアルバレスは、2023年本塁打王に向けてさらなる飛躍が期待できそうです!
ナショナル・リーグの本塁打王候補選手は!?
続いて、ナショナル・リーグの本塁打王有力選手を3名ご紹介します。
まず1人目は、ニューヨーク・メッツのピート・アロンソ選手です!
アロンソは、2019年に新人記録を塗り替える53本塁打で新人王と本塁打王を獲得。
その後も自慢のパワーを遺憾なく発揮し、短縮シーズンの2020年は57試合で16本塁打、2021年は152試合で37本塁打を放ちました。
2022年には160試合で40本塁打とメジャートップタイの131打点をマークするなど実績十分。
また、オールスター・ゲームでホームラン・ダービー優勝2度(2019年と2021年)とアウォード受賞歴も豊富です。
2023年度メッツと1年1450万ドル(約19億6000万円)で合意したアロンソの今シーズンも本塁打量産に期待大です!
続いて2人目は、フィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバー選手です!
シュワーバーは、2022年にナ・リーグ本塁打王を獲得。同年にシルバースラッガー賞も受賞しています。
リーグ優勝決定戦では、パドレスのダルビッシュ有投手から148mにも及ぶ超特大弾を本塁打を放ち、チームをワールドシリーズに導きました。
2023年も、2年連続本塁打王獲得に向けて、シュワーバーのパワーに注目です!
最後の3人目は、アトランタ・ブレーブスのオースティン・ライリー選手です!
2015年のMLBドラフト1巡目でブレーブスに指名されたライリーは、いきなり出場16試合で8本塁打を放ち、大器の片鱗を覗かせました。
2021年には33本塁打(リーグ10位)の成績を残し、2022年も38本の本塁打を放っています。
毎年コンスタントに本塁打数を上げているライリーは、今シーズン40本以上の本塁打が期待される有力選手です!
その他ダークホースの期待選手
今回予想した各リーグの3選手以外にも、まだまだ本塁打王のダークホース選手は居ます。
ア・リーグでは、大谷の同僚ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウトも本塁打王を期待できる選手です。
MLB公式サイトでは、今季最多の本塁打を打つ打者予想で、エンゼルスではトラウトが39本で1位、35本予想の大谷を上回っています。
トラウトは、2022年119試合ながら40本塁打を放っており、今年の39本予想は健康であれば妥当な数字とされており、もちろんそれ以上も十分期待できます。
一方、ナ・リーグではダルビッシュ有とチームメイトのサンディエゴ・パドレスのフェルナンド・タティスJr.も本塁打王に近い選手と言えます。
タティスJr.は、2019年に20歳の若さでメジャーデビュー。3年目の2021年は42本塁打を記録し、ナ・リーグの本塁打タイトルを獲得しています!
2022年シーズン開幕前にバイク事故で骨折。さらには、シーズン中に薬物規定に違反で80試合の出場停止処分を受けており、今シーズンは心身ともに巻き返しに注目です。
大谷の本塁打王の可能性は!?
今までMLBの本塁打王有力選手を紹介してきましたが、大谷始め日本人メジャーリーガーの本塁打王の可能性はどうでしょうか?
アメリカメディアでは、このように予想しています!
米公式サイト『MLB.com』では、2023シーズンにホームラン王になる選手を、5人の米記者が回答しています。
そのうちの一人、ポール・カセラ記者が大谷をホームラン王に選出しています。
カセラ記者は、本塁打王に大谷を選んだ理由としてこのように話しています。
「彼(大谷)は過去2シーズンで合計80本のホームランを放っている。ジャッジだけが、その間にもっと打っている。(101本)そして、大谷の本塁打はかろうじてフェンスを超えるというものではない」
と持論を展開しています。
大谷の今までの本塁打成績は2021シーズンに46本塁打を放ち、ア・リーグの本塁打ランキングで2位。
2022年には34本塁打で4位に終わっていますが、メジャーのメディアからも大谷の長距離砲としての期待も大きいようです。
その他、忘れてはいけないのがもう一人の日本人メジャーリーガーで、長距離砲であるシカゴ・カブスの鈴木誠也選手です!
鈴木は、2022年のメジャー1年目は故障による離脱を余儀なくされたものの、111試合で打率2割6分2厘、14本塁打、46打点をマーク。
アメリカメディアサイトでは、鈴木が広島での最終シーズンとなった21年に38本塁打を放っていることから「確かに潜在能力はある!」と期待を寄せています。
また、米大リーグ機構公式サイトでは、鈴木の今シーズンの本塁打数を25本と予想し、昨年を上回る活躍を期待しています。
日本人両雄の大谷や鈴木の本塁打量産、そして今年からボストン・レッドソックスに入団した吉田正尚選手の活躍にも期待して見ていきましょう!
今回は「大谷の本塁打の可能性は?!今季のMLB本塁打王を大胆予想!」についてお伝えしました。
いかがだったでしょうか?
また、よろしければ皆様が考える2023年のMLB本塁打王の予想選手について、コメント欄で教えてください。
それでは、また次回の動画でお会いしましょう!
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