ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平選手は2023年の年俸を3000万ドル(約42億円)で球団と合意しました。
今年、シーズンオフにFA権を取得する大谷の去就には、メジャーリーグ各球団から熱い視線が注がれています。
米メディア『Sports Illustrated』のノア・カムラス記者によると、エンゼルスを含む数球団が大谷と契約を結ぶために大金を支払う用意があることを報じています。
そこで今回は、スポーツ史に残る入札競争が囁かれている大谷のFA移籍先有力候補3チームをご紹介します。
また、エンゼルスの大谷に対する最新の動向や、大谷自身が胸に抱く想いについても推測していきます。
どうぞ最後まで動画をお楽しみください。
大谷移籍先有力候補チーム① ニューヨーク・メッツ!
大谷のFA移籍先で最有力と言われているのが、ニューヨーク・メッツです!
すでに米国「FOXスポーツ」では、大谷の移籍先予想を行い、メッツが第1位にランキングされています。
メッツのオーナーと言えば大富豪として知られているスティーブ・コーエン氏。
彼は、2025年までにワールドシリーズ優勝を果たすことを公約にしています。
地元ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者は、
「コーエン氏が潤沢な資金を用意して大谷の獲得を熱望している!」と見解しています。
もし、大谷のメッツ入りが実現すると、
「スポーツ界においても史上最高額のオファーを受けることになる。」とメディアは予想しています!
大谷移籍先有力候補チーム② ロサンゼルス・ドジャース!
メッツに次いで大谷の移籍先候補として有力なのが、ロサンゼルス・ドジャースです!
MLBの情報通であるジョン・ヘイマン氏によると、大谷がドジャースに移籍する理由をこのように話しています。
その理由とは、大谷自身あまり遠くに行きたくないと願望していることです。
ドジャースの本拠地はエンゼルスと同じカリフォルニア州にあるため、もしエンゼルスが獲得競争から外れれば移籍先として好都合と考えられます。
また、大谷自身も今年インスタグラムに画像を公開した写真の背景に、ドジャースタジアムが映りこんでいました。
たまたま映り込んだ可能性もありますが、これにはドジャースファンも興奮気味!
「ドジャースにようこそ」
「ちょっと見て。あなたの将来の球場だ!」
と、大谷のドジャース入りを待ち望んでいます。
ドジャースは、2022年オフに補強選手獲得にお金を使っていないため、大谷用に資金をセーブしていることも十分に考えられます。
大谷移籍先有力候補チーム③サンディエゴ・パドレス!
大谷の移籍先候補3チーム目は、サンディエゴ・パドレスです。
パドレスは、2シーズンぶりのポストシーズン進出を果たしており、2022年オフにも積極的に新戦力を獲得しています。
そのパドレスが、今年に入り大谷に強い関心を示していることが報じられています。
パドレスの情報を発信する『Friars On Base』は、2023年オフのFA選手の話題を扱う特集記事を配信。
その中で「パドレスは次のオフシーズン、ショウヘイ・オオタニ獲得に『全力』で取り組む!」と見解を示しています。
また、メジャーリーグ(MLB)の公式サイト『MLB.com』が「最新のフリーエージェントとトレードの噂」と題した記事を掲載。
その記事のなかでも、今年のオフにパドレスが大谷の獲得を本気で狙っていることを報じています。
また、パドレスは三塁手マニー・マチャド選手が今季終了後、現在の契約に対してオプトアウト(契約破棄)を行使できることになっています。
マチャド選手がオプトアウトを行使して移籍となれば、パドレスが大金を大谷獲得のために使う可能性は十分にあると、MLB.comのサイトで指摘しています。
あくまでも現段階では噂に過ぎませんが、もしパドレスが本気で大谷を獲得することになれば、ダルビッシュ有と同じチームでプレーすることになります。
そうなれば、ファンにとっては夢のような話であることは間違いありませんね!
大谷に対するエンゼルスの動向とは!?
エンゼルスの現オーナーのモレノ氏は、昨年8月に球団売却を検討したものの、今年1月に身売り中止を発表しました。
「我々にはやり残した仕事があると明確になった」と、2023年以降も所有権を継続する意向を示しています。
モレノ氏は、エンゼルスの売却中止が発表されて以来、初めてシーズンオフにFAを取得する大谷についてこのようにコメントしました。
「彼(大谷)は類を見ない、素晴らしいプレーヤー。彼は明らかに世界で最も人気のある野球選手の1人であり、インターナショナルなスター。彼は素晴らしいチームメートで、一生懸命プレーしている。素晴らしい人間でファンとの関係はとても良好だ」
と、賛辞を送っています。
その上で、モレノ氏は「(エンゼルスは)誰よりも(契約する)チャンスがあると言いたい!」と、大谷の残留を望んでいることを伝えました。
また、元レッズ、ナショナルズのGMで現在はリポーターなどを務めるジム・ボーデン氏が、エンゼルスが大谷を残留させるための条件についてこう言及しています。
その条件とは「金額」と「チームの成績」の2点を挙げています。
金額については、総額4億5000万〜5億ドル(約585億〜650億円)規模の契約が必要になると予想しています。
また、米メディアのなかでも、大谷は史上初の総額5億ドルの契約を手にするとの見方が強い様子です。
金額面をクリアした上で、ボーデン氏はもう一つ大切なことにエンゼルスの勝利を挙げています。
その理由として、ボーデン氏はこのように言及しています。
「大谷は明らかに試合に勝ちたいと思っている。レンドンとトラウトがケガ無くフルでプレーし、先発投手は昨季の後半戦のように防御率3点以下に抑える必要がある」
と、今季のエンゼルスの成績が、大谷の去就に大きな影響を与えると指摘しています。
大谷翔平が抱く本当の想いとは!?
果たして、当事者である大谷は今後についてどのような考えや想いがあるのでしょうか?
ボーデン氏が言及したように、大谷の去就の鍵を握るのは、金銭面やエンゼルスの勝利なのでしょうか?
もちろん、メジャーリーガーである以上、破格の契約金を手に掴むことは目標の一つでしょう。
また、エンゼルスもポストシーズン進出は、地区優勝した2014年が最後となります。
そのため、大谷自身も小さい頃から目標に掲げているワールドシリーズ優勝は、今年の目標であることは間違いありません!
しかし、金銭面やワールドシリーズ優勝以外にも大谷には強い想いがありそうです。
それは、大谷が今年WBC日本代表としてJAPANのユニフォームを着てプレーすることに理由があります。
日本代表チームは、世界一連覇を達成した2009年の第2回大会以来、今年3大会ぶりの世界一奪回を目指しています。
そして、大谷はWBCを通じて、日本やアメリカ野球界全体を盛り上げたいという強い想いがあるのかも知れません!
特に、アメリカでは野球の競技人口の減少や人気低下が課題となっています。
大谷もその状況を把握しており、このようなコメントを残しています。
「野球人口はバスケットボールやサッカーと比べると一部の国だけ。ただその一部の国では信じられないほど人気がある。自分がそれ(人気復活)に貢献したい」
と、野球界全体を視野に入れた話をしていました。
そう考えると、今回のWBCで大谷は二刀流の活躍を世界に広めることを大切にしているのかも知れません。
彼自身がWBCで活躍することで、世界の今まで野球に関心のない人々の心を動かすことを、彼自身が一番望んでいることなのかも知れませんね!
また、私たちもFA後大谷が熱い想いを持ってプレーできるチームで野球が続けられるように応援していきましょう!
今回は「大谷翔平選手のFA後のチームは!?彼が抱く本当の野望について!」についてお伝えしました。
いかがだったでしょうか?
また、よろしければ、印象に残っている大谷選手のエピソードについてコメント欄で教えてください。
それでは、また次回の動画でお会いしましょう!
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